2024年4月3日より大手牛丼チェーンのすき家が初めて本格的に深夜料金を導入しました。
これまで、すき家は2年以上の間、牛丼並盛の価格を400円と据え置いていました。深夜料金以外に牛丼並盛の価格も30円値上げを実行して430円になりました。
この記事では、すき家がどうして深夜料金を導入したのか、深夜料金はどのくらい値上がりするのか、深夜料金は何時から何時までか、他の大手牛丼チェーン店との牛丼の価格比較を記事にしています。
画像引用元:すき家HPより
深夜料金・導入の理由
深夜料金を導入した背景に1番にあげられるのは深夜に働く方の人件費があげられると専門家は言っています。私も美容室を複数経営していますが、人件費の高騰で料金をここ3年で何度か値上げしています。
お客様にとっては値上げしない方が喜んで頂けるし、リピートしてくれるのは間違いないと分かってはいますが、この時代、給料が高くないと働き手が集まりません。すき家の新宿南口店の深夜時給は1688円です。言ってしまえば、1688円にしないと働き手が集まらない状態に日本はなってしまっているのです。時給、給料を上げないと他のライバルに働き手が流れてしまいます。どの業種でも同じ事が言えます。
今回のすき家の深夜料金導入は受け入れられるのか受け入れられないのかで、今後深夜料金が他の大手牛丼チェーンが導入していくかに影響が出ると予想されます。そういう意味では今回のすき家の深夜料金導入は大きな出来事になると思います。
深夜料金は何時から・いくら上がるの
深夜料金は何時から
今回の深夜料金は22時じから5時までとなっています。都心ではこの時間帯はかなり食事の需要がありますので深夜料金前の時間に客が集中すると予想されます。
そして、深夜料金はどのくらい値段が上がるのか気になりますよね!
深夜料金はいくら上がるの
22時じから5時まで7%が加算されます。牛丼は最大で50円値上がります。
画像引用元:吉野家HPより
すき家・吉野家・松屋・価格比較
お得感さで言えば松屋がダントツに良いです。松屋は味噌汁もついています!ただ、味の好みがありますので価格的にお得感があるという事です。
昔は安さ競争で280円とかの時代もありましたが、各大手牛丼チェーンはメニューや内装を変えてそれぞれが牛丼以外のメニューを充実させて変化してきました。
材料の高騰、人件費の高騰、円安、様々な要因はありますが、2024年現在は値下げの選択肢はないと思います。
すき家 | 牛丼並盛:¥430【2024年4月4日現在】 |
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松屋 | 牛丼並盛:¥400【2024年4月4日現在】 |
吉野家 | 牛丼並盛:¥468【2024年4月4日現在】 |
すき家 | 牛丼大盛:¥630【2024年4月4日現在】 |
松屋 | 牛丼大盛:¥560【2024年4月4日現在】 |
吉野家 | 牛丼大盛:¥655【2024年4月4日現在】 |
画像引用元:松屋HPより
まとめ
深夜料金をすき家が導入した事を記事にしましたが、やはり2024年現在は、人件費が高騰しています、働き手も不足しています。この状況では深夜料金を導入するのは妥当な考えだと考えられます。
もちろん、日本国民も不景気な方が多いです、商品の値上げは本当に困ると思います、しかし各企業も値上げし働き手を確保しなくては商売が出来ません。
大手牛丼チェーンでは深夜料金を導入は初めてですが、すき家の深夜料金が定着して問題なかった場合、他の大手牛丼チェーンも導入する可能性は十分にあると考えられます。
多少高くなっても牛丼は美味しいので回数が減っても食べるとは思いますね!